宝水 裕圭里 (首都大学東京 四年)

私は 1 年間、 04 年 12 月のインド洋大津波最大の被災地であるインドネシア・アチェ州で、親を亡くした子どもたちと生活しました。日本の遺児である私がそこで知ったのは、世界には学ぶ機会すらも手に出来ない多くの遺児がいるという現実でした。両親を亡くした日本の私はあしなが育英会の奨学金によって大学まで進学できたのに、世界には同じ遺児でも自分の生活も保障されず、将来を切り開く力も手にすることができない子どもたちがたくさんいる。しかも彼らの教育費は、日本と比べれば本当に微々たるものです。たまたま生まれた国によって、人生が決定されてしまう。そんな世界はおかしいのではないでしょうか。

日本の遺児学生は、関心を抱いてくれたあしながさんによって支えられています。今度は私たちが海外遺児に関心を持ち、受けたご恩を返していく番です。私たちの生活は世界の人々なくしては成り立たちません。私たちは国境を越えてより良い世界のために働く必要があります。自分よりも立場の弱い人々に関心を持ち、彼らのために具体的に行動する人が増えてほしい。この気持ちが私たちの目指すフィランソロピー社会実現につながると信じています。その第一歩として、私たちと一緒に海外遺児への支援を社会に訴えませんか?ご参加をお待ちしています。






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